78CDR-3584 サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61 ミケル・カンデラ(ヴァイオリン) パリ音楽院管弦楽団 (1928年2月13、20-21日録音)

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78CDR-3584
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61
ミケル・カンデラ(ヴァイオリン)
フィリップ・ゴーベール指揮
パリ音楽院管弦楽団
(1928年2月13、20-21日録音)
ミケル・カンデラ(1877-1957)はパリ音楽院管弦楽団やオペラ座のヴァイオリニストを長くつとめた人物で、よく息子のミゲル・カンデラ(1914-?)と混同される。息子は1926年11月にパリ音楽院のジュール・ブーシュリ教授(1877-1962)のクラスに入り、翌1927年に一等賞を得た。ということは、この録音が行われた時わずか14歳だったから、この録音は父親のミケルが弾いたとするのが妥当と思う。これはこの名曲の世界初録音だった。指揮者のフィリップ・ゴーベール(1879-1941)はポール・タファネル(1844-1908)の父親にフルートの手ほどきを受け、引き続きタファネル自身から指導を受けた。1894年パリ音楽院のフルート科で一等賞を得て、パリ音楽院管弦楽団、パリ・オペラ座の首席フルート奏者を務めた後、パリ・オペラ座の指揮者・音楽監督としても活躍した。弟子にフルート奏者のマルセル・モイーズ(1899-1984)等がいる。

78CDR-3585
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