33CDR-3572
サン=サーンス:
ピアノ協奏曲第2番ト短調作品22
ピアノ協奏曲第4番ハ長調作品44
ジャンヌ=マリ・ダレ(ピアノ)
ルイ・フレスティエ指揮
フランス国立放送管弦楽団
仏 PATHE DTX 176(Mono)
(1955年4月28-29日パリ、メゾン・ド・ラ・ミュチュアリテ録音)
ジャンヌ=マリー・ダレ(1905-1999)はフランスの女流ピアニスト。10歳でパリ音楽院に入りマルグリット・ロン(1874-1966)とイジドール・フィリップ(1863-1958)に師事し、1919年に一等賞を得て翌年パリでデビューした。1923年にはポール・パレー(1886-1979)指揮のラムルー管弦楽団とオーケストラ初共演、1958年にパリ音楽院教授に任命された。このシリーズの78CDR-3189でダレの弾くサン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番のSP録音(ポール・パレー指揮コロンヌ管弦楽団)が出ているので、聴きくらべをおすすめする。指揮者のルイ・フレスティエ(1892-1976)はフランスの指揮者。パリ音楽院に学び、和声学、対位法で一等賞を得た後1925年にローマ賞を受賞した。フランス各地のオーケストラの指揮者をつとめた後パリ音楽院の指揮科教授に任命され1945年から1962年にその地位にあった。