33CDR-3568
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491(カデンツァ:マシューズ)
ジーナ・バッカウアー(ピアノ)
アレック・シャーマン指揮
ロンドン管弦楽団
蘭 HMV GHLP 1001(英 HMV DLP1124と同一録音)
(1955年8月19-20日ロンドン、アビー・ロードEMI 第1スタジオ録音)
ジーナ・バッカウアー(1913-1976)はギリシャのアテネ生まれ。アテネ音楽院で学ぶかたわらパリのエコール・ノルマル音楽校でアルフレッド・コルトー(1877-1962)にも師事した。さらにラフマニノフ(1873-1943)の最後の弟子のひとりでもあった。1935年にアテネでミトロプーロスの指揮でデビュー、第2次大戦中はエジプトに赴き、外人部隊の兵士に通算600回以上の慰問コンサートを開いた。戦後の1947年ロンドンにデビュー、1950年にはカーネギー・ホールに登場した。同年指揮者のアレック・シャーマン(1907-2008)と結婚した。シャーマンはリトル・オーケストラ・オブ・ロンドンという名称の室内オーケストラを組織し、HMVやCOLUMBIAに録音していた。バッカウアーは米マーキュリーにステレオでベートーヴェンのピアノ協奏曲他を録音していた。強い男性的なタッチは師コルトーの面影を感じさせる。コルトーのモーツァルト録音は残っていないが、バッカウアーの演奏からそれが聴き取れる。