33CDR-3563
「カンポーリ/クライスラーに捧げる」
プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
愛の悲しみ
愛の喜び
道化役者
美しきロスマリン
ウィーン奇想曲
中国の太鼓
パデレフスキのメヌエット ト長調
カプリス変ホ長調
カプリス イ短調
ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
狩り
ジプシーの女
スペイン舞曲
コレッリの主題による変奏曲
アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)
エリック・グリットン(ピアノ)
英 DECCA LXT5012(Mono)
(1954年10月4-5日ロンドンNW6 、デッカ・スタジオ録音)
アルフレード・カンポーリ(1906-1991)はイタリア生まれ。5歳の時、両親と共にイギリスに移住し、1923年にロンドンのウィグモア・ホールでデビューした。ネリー・メルバ(1861-1931)やクララ・バット(1872-1936)などの大物歌手とツァーをする一方、自分の名前を冠したサロン・オーケストラを作りBBC放送やレコード録音で活躍した。第2次世界大戦後はクラシックの演奏家に返り咲き、英デッカの看板アーティストになった。1960年と1966年に日本公演を行い、66年にはキングレコードの第1スタジオで作曲家でピアニストの和田則彦氏と日本歌曲からの編曲2曲を含む11曲のヴァイオリン名曲集を録音し、1971年にイギリスでも発売された。カンポーリはストラディヴァリウスの名器 "ドラゴネッティ" を所有していた。このシリーズで他にJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV 1004(78CDR-3414)が出ている。