33CDR-3560
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 - 2
ソナチネ第2番イ短調作品137 D.385
ソナタ イ長調「デュオ」作品162 D.574
ソナチネ第1番ニ長調作品137-1 D.384
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(ピアノ)
仏 ERATO STE 50137(Stereo)
(1962年10月パリ、スタジオ・オシュ録音)
ミシェル・オークレール(1924-2005)はフランスの女流ヴァイオリン奏者。パリ音楽院で名教授ジュール・ブーシュリ(1877-1962)に師事し一等賞を得て卒業。1943年19歳の時ロン=ティボー国際コンクールで優勝し、ティボーの指揮でハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調でレコード・デビューした(78CDR-3011)。これはステレオ時代になってフランスのエラート社に行われた録音。オークレールは1960年代の半ばに左手の故障で現役を引退したが母校パリ音楽院で教鞭をとり、さらに日本の桐朋学園の招聘でマスタークラス(1977年)を開いた。ピアノのジュヌヴィエーヴ・ジョワ(1919-2009)は1932年12歳でパリ音楽院入学、1945にジャクリーヌ・ロバン(1917-2007)とピアノ・デュオを組み1990年まで45年に渡り活動した。1946年に作曲家アンリ・デュティーユ(1916-2013)と結婚して生涯良き伴侶だった。