78CDR-3555
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77(カデンツァ:ヨアヒム)
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団
英 COLUMBIA LX983/987(U.K.)(米 COLUMBIA 12281/5Dと同一録音)
(1945年2月23日フィラデルフィア録音)
シゲティによるこの曲の2回目の録音。第1回録音は1928年のハミルトン・ハーティ指揮だった(78CDR-3220)。ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハンガリーのブダペスト生まれ。ブダペスト音楽院でイェノ・フバイ(1850-1937)に師事した。1905年、13歳でベルリン・デビュー、大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)に認められた。1917年から24年にスイスのジュネーヴ音楽院で教え、1940年にアメリカに移住した。この録音は第2次大戦末期のもの。指揮者は同郷のユージン・オーマンディ(1899-1985)。オーマンディもまたフバイの弟子でヴァイオリニスト出身だった。