33CDR-3545
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調作品106 「ハンマークラヴィーア」
ミエツィスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
英 VOX PL6750
(1950年7月5-6日録音)
ミエツィスワフ・ホルショフスキ(1892-1993)はポーランド生まれ、99歳までコンサート・ステージで活躍していた。母親はショパンの直弟子カール・ミクリ(1819-1897)に学んだピアニスト。4歳の頃から神童といわれ、1899年にウィーンに移り住み、名教師テオドール・レシェティツキ(1830-1915)の指導を受けた。1930年代にカザルスがHMVに録音したベートーヴェン:チェロ・ソナタ集(第3番は除く)のピアニストをつとめた。第2次世界大戦中にアメリカに移住、フィラデルフィアのカーティス音楽院で後進の指導にあたる一方、室内楽奏者としての録音が多い。このシリーズではカザルスとのベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番(78CDR-3221)、第2番(78CDR-3034)、ショパン:ピアノ協奏曲第1番(33CDR-3372)、ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲(33CDR-3535)が出ている。