78CDR-3543
ドビュッシー:
ヴァイオリン・ソナタト短調
月の光(ローレンス編)
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
アンドール・フォルデス(ピアノ)
米 COLUMBIA 71592/3(Set X-MX-242)
(1941年11月26日録音)
ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はブダペスト生まれ。ブダペスト音楽アカデミーでイェノ・フバイ(1858-1937)に師事し、13歳でデビューした。1907年から1913年に英国に住み、ピアニストのマイラ・ヘス(1890-1965)やフェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)らとのソナタ演奏から大きな音楽的影響を受け、その後ヨーロッパ大陸に戻り、1917年から1924年スイスのジュネーヴ音楽院で教えた。第2次世界大戦前の1932年と翌1933年に来日した。アンドール・フォルデス(1913-1992)はハンガリー出身のピアニスト。フランツ・リスト音楽院でエルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960)の薫陶をうけ1933年にリスト国際音楽コンクールでリスト賞を得たが、第2次世界大戦の影響でアメリカに亡命した。