33CDR-3539
ローラ・ボベスコ-ヴァイオリンの黄金時代(ステレオ録音)
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調作品1-13
ルクレール:ヴァイオリン・ソナタニ長調作品9-3
ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタホ短調作品2-8
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタト短調作品1-10「捨てられたディドーネ」
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
ジャック・ジャンティ(ピアノ)
ベルギーALPHA CL4008(Stereo)
(1965年録音)
ローラ・ボベスコ(1921-2003)はルーマニア出身の女流ヴィオリン奏者。パリ音楽院で名教授ジュール・ブーシュリ(1877-1962)のクラスに入り、1934年13歳で一等賞を得、同年ポール・パレー指揮コンロンヌ管弦楽団でデビューした。1937年ブリュッセルのイザイ国際コンクールで入賞し、以降ソリストとして活躍する一方ブリュッセル音楽院の教授もつとめた。レコード録音は21歳の1942年にラロ:スペイン交響曲(78CDR-3139)が最初。この録音はステレオ時代になってからものでボベスコの名を日本に広めたレコードだった。ピアノのジャック・ジャンティはパリ音楽院出身。1948年にボベスコと結婚(後に離婚)、伴奏者として活躍した。1981年9月にボベスコとジャンティは日本のフィリップスにLP5枚を録音し、世界の注目を集めた。