78CDR-3493
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタト短調
ラッベ:アリア-シャッス-ミニュエット
アルフレッド・デュボワ(ヴァイオリン)
マルセル・マース(ピアノ)
日COLUMBIA JW26/7(ベルギーCOLUMBIA DFX198/9 と同一録音)
(1934年9月25日ベルギー録音)
アルフレッド・デュボワ(1898-1948)はアルテュール・グリュミオー(1921-1975)の師として知られている。ブリュッセル音楽院出身のデュボワは卒業後ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)にも師事し、1920年にヴュータン賞を得た。1927年に母校のブリュッセル音楽院教授に就任し、一方ソリストとしても活躍した。ピアニスト、マルセル・マースとのデュオは評判をとった。このシリーズでデュオではフランク:ヴァイオリン・ソナタ(78CDR-3201)、バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番、第5番、第6番(78CDR-3451)が、協奏曲ではヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番(78CDR-3013)とモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第6番 K.268(78CDR-3054)が出ている。この第4面に収録されたラッベ(1727-1803)はフランスの作曲家でヴァイオリニスト。正確にはJoseph-Barnabe Saint-Sevin dit L'Abbe le Fils と言い、忘れられた音楽家。