78CDR-3458
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
ガブリエル・ブイヨン四重奏団
ガブリエル・ブイヨン(ヴァイオリン)
アベール・ロカテルリ(ヴァイオリン)
アンリ・ブノワ(ヴィオラ)
カミーユ・ドローベル(チェロ)
仏 DISQUE GRAMOPHON DB5154/6(France)
(1941年3月17日パリ録音)
ガブリエル・ブイヨン(1896-1984)はフランスのモンペリエ生まれ。1910年パリ音楽院に入りリュシアン・カペー(1873-1928)に師事し一等賞を得た。卒業後ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)、ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)、ジャック・ティボー(1880-1953)について研鑽をつみ、ソリストとして活躍する一方1943年からパリ音楽院教授をつとめた。門下生にヘンリク・シェリング(1918-1988)がいる。ブイヨン四重奏団は1940年にカペー弦楽四重奏団のメンバーを引き継いだモーリス・エヴィットが指揮者として転出した後をつぎ、1940年に結成された。ヴィオラとチェロはカペー四重奏団の最後のメンバーである。