78CDR-3443
J.S.バッハ:チェロとピアノのためのソナタト長調 BWV 1027
ジョン・バルビローリ(チェロ)
エセル・バートレット(ピアノ)
英 NGS 133/4(1929年11月録音)
原曲はヴィオラ・ダ・ガンバのために書かれたソナタ。後に指揮者になったジョン・バルビローリ(1899-1970)の28歳のチェロによる録音。バルビローリは1916年ヘンリー・ウッドの率いるクイーンズ・ホール管弦楽団にチェリストとして入団し活動を始めた。1921年にエルガーのチェロ協奏曲を演奏し、1925年には室内管弦楽団を組織して自ら指揮台に立った。1936年から43年にニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者をつとめた。1943年イギリスに戻りハレ管弦楽団の音楽監督となり1958までその地位にあった。ヒューストン交響楽団の常任指揮者(1961-1967)をつとめたこともある。SPレコード時代はクライスラーやシュナーベルらの巨匠との録音がある。晩年EMIの看板指揮者になり名演奏を数多く残している。最近忘れられたハレ管弦楽団時代の録音も発掘されて発売されている。