78CDR-3442
モーツァルト:
フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285
フルート四重奏曲第4番イ長調 K.298
ルネ・ル・ロワ(フルート)
インターナショナル弦楽四重奏団のメンバー(K.285):
アンドレ・マンジョー(ヴァイオリン)
フランク・ハワード(ヴィオラ)
ハーバート・ウィザース(チェロ)
パスキエ三重奏団(K.289):
ジャン・パスキエ(ヴァイオリン)
ピエール・パスキエ(ヴィオラ)
エティエンヌ・パスキエ(チェロ)
英 NGS 112/3(1928年7月12日ロンドン録音)(K.285)
英 HIS MASTER'S VOICE DB3365(1937年10月8日録音)(K.298)
ルネ・ル・ロワ(1898-1985)はフランスのフルート奏者。幼少時からフルート奏者だった父親に手ほどきをうけ、1916年パリ音楽院に入り1920年に卒業した。その後もフィリップ・ゴーベールの指導を受けた。1922年にパリ器楽五重奏団(フルート、ハープ、弦楽トリオ)を結成、オーケストラ活動をせずソロや室内楽奏者として、ヨーロッパ各地、アメリカを演奏旅行した。フォンテーヌブローのアメリカ音楽院(1932-1950)、カナダのモントリオール音楽院(1943-1950)、パリ音楽院(1952-1968)の教授をつとめた。インターナショナル弦楽四重奏団は1919年にパリ音楽院出身のヴァイオリニスト、アンドレ・マンジョーによってロンドンで結成された。このシリーズでコルトーとのフランク:ピアノ五重奏曲(78CDR-3125)が出ている。パスキエ三重奏団は1927年にヴィオラ奏者のピエールによって三兄弟で組織されたフランスを代表する弦楽三重奏団。多くの録音がある。