33CDR-3440
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲集「調和の幻想」作品3(2)
協奏曲第7番ニ短調(4つのヴァイオリンとチェロのための)
協奏曲第8番イ短調(2つのヴァイオリンのための)
協奏曲第9番ニ長調(ヴァイオリンのための)
協奏曲第10番ロ短調(4つのヴァイオリンのための)
協奏曲第11番ニ短調(2つのヴァイオリンとチェロのための)
協奏曲第12番ホ長調(ヴァイオリンのための)
マリオ・ロッシ指揮
ウィーン国立歌劇場室内合奏団
ソロ・ヴァイオリン: ヤン・トマソウ、ヴィリー・ボスコフスキー、
フィリップ・マタイス、ヴァルター・ヘンテルマイアー
ソロ・チェロ: リヒャルト・ハンラント
チェンバロ: ヘルマン・ノルトベルク
米 VANGUARD-BACH GUILD BS-573b/4(U.S.)(Mono)
(1956年録音)
ヴァイオリンのヤン・トマソウ(1914-1961)はアルゼンチン生まれ。カール・フレッシュ(1873-1944)とヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)に師事した。ワシントン・ナショナル交響楽団やボルティモア交響楽団のコンサートマスターを歴任し、トーマス・シャーマンのリトル・オーケストラ・ソサイエティのソリスト、ヨーロッパの主要オーケストラのソリストとして活躍した。録音は米ヴァンガードに多くある。ヴィリー・ボスコフスキー(1909-1991)はオーストリアのヴァイオリニスト。1933年ウィーン・フィルに入団、1939年にコンサートマスターになり、1949年第1コンサートマスターだったヴォルフガング・シュナイダーハンの退団で、第1コンサートマスターに就任し1970年までつとめた。一方1955年から1979年までウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの指揮者をつとめた。何度も来日している。フィリップ・マタイスは録音当時ウィーン・フィルのアシスタント・コンサートマスターだった。ヴァルター・ヘンテルマイアーとチェロのリヒャルト・ハンラントはウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団のコンサートマスターをつとめていた。