33CDR-3429
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調作品12-1
シューベルト:
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番 ニ長調 D.384, 作品137-1
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
ミエツィスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)(ベートーヴェン)
アンドール・フォルデス(ピアノ)(シューベルト)
米 COLUMBIA ML4133(Mono)
(録音:1946年5月20日ニューヨーク、コロンビア・スタジオ=ベートーヴェン、1941年11月25日&1942年4月17日ニューヨーク、リーダークランツ・ホール=シューベルト)
(初期LP特有のノイズあり)
ヴァイオリンのヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハンガリー生まれ、ブダペスト音楽院でイェノ・フバイ(1858-1937)に師事した。1905年ベルリンで大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)に認められ、1917年から24年にはスイスのジュネーヴ音楽院で教えた。1940年にアメリカに移住した。ピアノのミエツィスワフ・ホルショフスキ(1892-1993)はポーランド生まれ、99歳までコンサート・ステージに登場していた。4歳の頃から神童といわれ、1899年にウィーンに移り住み、名教師レシェティツキの指導を受けた。第2次大戦中にアメリカに移住、カーティス音楽院で後進の指導にあたる一方、室内楽奏者として活躍、録音も多い。アンドール・フォルデス(1913-1992)はブダペスト生まれ、後にアメリカ国籍を得た。この録音はマスターがテープではなくディスク録音で最初はSPで発売された。これはSPレコードの復刻ではなくマスターディスクから直接トランスファーされたLP。