78CDR-3421
モーツァルト:デヴェルティメント第17番ニ長調 K.334
レナー弦楽四重奏団
(レナー、スミロヴィッツ、ロート、ハルトマン)
オーブリー・ブレイン(ホルン)
デニス・ブレイン(ホルン)
米 COLUMBIA 70034/8-D(Set MM379)英 COLUMBIA LX841/5 と同一録音
(1939年2月16日録音)
レナー弦楽四重奏団と名ホルン奏者ブレイン親子によるモーツァルト。レナー弦楽四重奏団は1918年にブダペスト音楽院出身の4人によって結成され、1920年にウィーンでデビューした。デビュー前の2年間は田舎の村で共同生活をして 1日12時間の練習を重ねたと伝えられる。1922年にロンドン・デビュー、同時にイギリス・コロンビアの専属アーティストとなった。ホルンのオーブリー・ブレイン(1893-1955)は1911年に王立アカデミーで奨学金を受け、その後新交響楽団の首席に就任。1913年には大指揮者アルトゥール・ニキシュ指揮ロンドン交響楽団の北米楽旅に参加した。1923年から王立アデミーで教鞭をとった。デニス・ブレイン(1921-1957)はオーブリーの息子。父親の指導を受けた。デニスは1957年9月1日、エディバラからロンドンに戻る途中。自身が運転するスポーツカー(トライアンフTR2)の事故で命を落とした。享年36歳。