78CDR-3416
ファリャ:7つのスペイン民謡
ムーア人の衣装
ムルシア地方のセギディーリャ
アストゥリア地方の歌
ホタ
子守歌
歌
ポロ
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB9731/2
(1951年9月12日ロンドン、アビー・ロードEMI第3スタジオ録音)
ソプラノのビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(1923-2005)はスペインのバルセロナ出身。幼少期より声楽とギターを習い、リセウ音楽院でピアノと声楽を学んだ。1944年にバルセロナでリサイタルを開きプロ・デビュー。1947年のジュネーヴ国際音楽コンクールに優勝し脚光をあびた。1950年にはザルツブルク音楽祭とコヴェント・ガーデンのロイヤル・オペラ、ミラノ・スカラ座にデビュー、さらにニューヨークのカーネギー・ホールでリサイタルを開き国際的に知られるようになった。この録音は彼女の初期の録音で、SPレコードの末期に作られた。録音当時彼女は28歳だった。ジェラルド・ムーア(1899-1987)はイギリスのピアニスト。ハートフォード州ワトフォードに生まれ、カナダのトロントで音楽教育を受けた。著名な歌手の伴奏者として、リサイタルやレコード録音で活躍し、1954年に大英勲章(OEB)を授与された。1967年2月20日に開かれたムーアの引退記念演奏会にはフィッシャー=ディスカウやシュヴァルツコプフと共にロス・アンヘレスも出演した。