33CDR-3413
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(2)
パルティータ第2番ニ短調 BWV 1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV 1005
パルティータ第3番ホ長調 BWV 1006
ロルフ・シュレーダー(ヴァイオリン)
米 COLUMBIA ML4744B/5(Set SL-189)
(1952年9月フランス、ギュンバッシュ、アルザス、パリッシュ教会録音)
ロルフ・シュレーダー(1901-)のカーヴド・ボウ(彎曲弓)による録音。カーヴド・ボウはアルバート・シュヴァイツァー(1875-1965)が1903年にその著書「ヨハン・セバスティアン・バッハ」の中で提唱した2本、3本、4本の弦を同時に弾くために考案された弓で、1933年にロルフ・シュレーダーの手で組み立てられた。これによってバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータの複数弦を楽譜通り同時に鳴らすことが可能になり、ロルフ・シュレーダーは自らその手本として録音したものがこの2枚のLP。シュレーダーはこのバッハのみで他のヴァイオリン曲の録音は何もなく、詳しい経歴も不詳である。