78CDR-3405
ハイドン:協奏交響曲変ロ長調作品84 Hob.I-105
ロラン・シャルミー(ヴァイオリン)
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
フェルナン・ウーブラドゥ(バスーン)
ミルティル・モレル(オーボエ)
シャルル・ミュンシュ指揮
管弦楽団
仏ロワゾリール OL 83/5
(1939年6月パリ録音)
フランスの弦と木管の名手4人が活躍する豪華絢爛な協奏交響曲。ヴァイオリンのロラン・シャルミー(1908-1987)はパリ音楽院教授をつとた。チェロのアンドレ・ナヴァラ(1911-1988)はパリ音楽院出身で1937年ウィーン国際コンクールで優勝後ソリストとして活躍した。バスーンのフェルナン・ウーブラドゥ(1903-1986)もパリ音楽院出身の名手。母校の教授をつとめたこともある。指揮のシャルル・ミュンシュ(1891-1968)はストラスブール生まれ。パリ音楽院でリュシアン・カペー(1873-1928)にヴァイオリンを学んだ。1926年から32年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のソロ第1ヴァイオリン奏者をつとめ、ブルーノ・ワルター(1876-1962)やヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)のもとで演奏し指揮法をも身につけた。1938年から45年にパリ音楽院管弦楽団の指揮者をつとめ、1939年には音楽院の指揮科の教授に任命された。この録音はその当時のもの。