78CDR-3396
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
(カデンツァ: E.フィッシャー)
エトヴィン・フィッシャー(ピアノと指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
独 ELECTROLA DB 2118/21
(1933年11月24日ロンドン、アビー・ロードEMI第1スタジオ録音)
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイス生まれで主にドイツで活躍したピアニスト、指揮者、教育者。ベルリンでリストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。1933年にEMIのアーティストとなり、J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲(78CDR-1142/6)の世界初録音を行なった。フィッシャーは協奏曲の演奏で独奏と同時に指揮をする「弾き振り」の演奏法を現代に復活させた。このシリーズでハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調作品21(78CDR-3129)が「弾き振り」で聴ける。またこのピアノ協奏曲第20番はブルーノ・ワルターの「弾き振り」でも発売されている(78CDR-3219)。