33CDR-3394
ミラベルの庭園にて-モーツァルト管弦楽曲集
モーツァルト:
セレナード第13番ト長調 K.525
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
メヌエットヘ長調 K.599
メヌエットハ長調 K.568
三つのドイツ舞曲 K.605
フリーメーソンのための葬送音楽 K.477(479a)
歌劇「魔笛」序曲 K.620
歌劇「フィガロの結婚」序曲 K.492
歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲 K.588
歌劇「劇場支配人」序曲 K.486
ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団
蘭 PHILIPS A 01237 L(MONO)
(1954年12月28日、30日ニューヨーク30丁目コロンビア・スタジオ録音)
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテルン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1896年ハンブルク歌劇場で指揮をした時、音楽監督を務めていたグースタフ・マーラー(1860-1911)に出会い交友を深めた。その後ワルターはウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団などの楽長、音楽監督を歴任ーした。1938年オーストリアがナチス・ドイツに併合されると迫害を避けてフランス、スイスを経てアメリカに逃れた。この録音はアメリカ時代の初期に、得意のモーツァルト作品を集めてLP用に録音したもの。コロンビア交響楽団の実体はニューヨーク・フィルとされている。これから登場するモノラル時代のワルターの最初の1枚に選んだ。