78CDR-3380
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調 K.296
ヴァイオリン・ソナタ第35番ト長調 K.379(373a)
ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調 K.481
リリー・クラウス(ピアノ)
シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)
英 PARLOPHONE SW8000/6
(1935年11月5-6 日(K.296)、1935年5月25日&11月6日(K.379)、1936年2月(K.481)
ヴァイオリンのシモン・ゴールドベルク(1909-1993)とピアノのリリー・クラウス(1903-1986)によるモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集-1。ポーランド生まれのゴールドベルクは8歳の時ベルリンで名教師カール・フレッシュ(1873-1944)に師事し、12歳でワルシャワでデビューした。1916年16歳でドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに任命され、1929年20歳の時フルトヴェングラー(1886-1954)の招きでベルリン・フィルハーモニーのコンサートマスターに就任した。1934年ドイツで政権を得たナチスによってベルリン・フィルのコンサート・マスターの地位を追われ、ニューヨークでデビュー後、1942年からアジア楽旅を行った時日本軍により1945年までジャワ島での抑留生活を強いられた。戦後アメリカ国籍を得て、演奏活動と後進の指導に活躍、1990年から没年まで新日本フィルハーモニーの指揮者に就任し、富山県の立山のホテルにて死去した。(リリー・クラウスは78CDR-3381参照)