33CDR-3349
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
交響曲第1番ハ長調作品21
ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団
米 COLUMBIA MS-6036 (第3番), MS-6071(第1番)
(録音: 1958年1月20, 23, 25日=第3番、1959年1月5, 6, 8, 9日ハリウッド, アメリカン・リージョン・オーディトリアム)
1959 No.1 American Legion Auditorium, Hollywood)
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテルン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、その後指揮者に転向した。1894年ケルン市立歌劇場でデビュー、1896年ハンブルク歌劇場へ移った。そこで音楽監督だったグスタフ・マーラー(1860-1911)と出会い交友を深めた。以後ワルターはウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団などの楽長、音楽監督を歴任した。1938年オーストリアがナチス・ドイツに併合されると迫害を避けてフランス、スイスを経てアメリカに逃れた。この録音はステレオ・レコードが開発されたのを期に、既に引退していた巨匠ワルターを起用して録音されたもの。復刻はLPレコードの持つ音を、ありのままに引き出すことを意図した。