78CDR-3343
プロコフィエフ:
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調作品94a
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
レオニード・ハンブロ(ピアノ)
米 COLUMBIA 71790/92-D
(1944年11月29日ニューヨーク、リーダークランツ・ホール録音)
ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はブダペスト生まれ。ブダペスト音楽アカデミーでイェノ・フバイ(1858-1937)に師事し、13歳でデビューした。1907年から1913年に英国に住み、ピアニストのマイラ・ヘス(1890-1965)やフェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)らとのソナタ演奏から大きな音楽的影響を受け、その後ヨーロッパ大陸に戻り、1917年から1924年スイスのジュネーヴ音楽院で教えた。シゲティは1940年にアメリカに移住した。このヴァイオリン・ソナタ第2番は原曲がフルート・ソナタ(1941-2)として書かれた。1994年にヴァイオリン・ソナタ第2番として、オイストラフのヴァイオリン、オボーリンのピアノで初演され、楽曲はシゲティに献呈された。ピアノのレオニード・ハンブロ(1920-2006)はジュリアード音楽院出身。1946年ニュルベルグ・コンクールで入賞。クック・レコードにも録音していた。シゲティはプロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(78CDR-3325)、J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番(78CDR-3225)、ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(78CDR-3138)、ブームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番(78CDR-3159)他がこのシリーズで出ている。