33CDR-3340 ※試聴はありません
コダーイ:
無伴奏チェロ・ソナタ作品8
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
米 PERIOD SPLP 510
(1950年録音)
ヤーノシュ・シュタルケル(1924-)はハンガリーのブダペスト生まれ。7歳でプダペスト音楽院に入学を許され、アドルフ・シッファーに師事した。11歳でソロ・デビュー、1945年に祖国を去りヨーロッパ各地で演奏した。1948年ハンガリー出身の指揮者アンタル・ドラティの招きでダラス交響楽団の首席チェリストに就任した。翌1949年にはフリッツ・ライナーの招きを受けて、メトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席チェリストに就任、1953年ライナーがシカゴ交響楽団に移るのに伴って移籍し1958年まで在籍した。この録音はオーナーがハンガリー出身のレコード会社ピリオドに録音したもので、シュタルケルの名前を世界に広めた記念すべき録音。録音エンジニアは作曲家ベラ・バルトークの次男ピーター・バルトークである。シュタルケルは1958年インディアナ州ブルーミントンに居を構え、インディアナ大学の教授に就任し、ソロ活動や公開レッスン、セミナー、レクチャーをする一方、多くのレコード録音を残している。