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シェーンベルク:弦楽四重奏曲第3番作品30(1927)
プロ・アルト四重奏団
ルドルフ・コーリッシュ(第1ヴァイオリン)
アルバート・レイヒア(第2ヴァイオリン)
バーナード・ミロフスキー(ヴィオラ)
エルンスト・フリートランダー(チェロ)
米 DIAL 4(Mono)
(1950年1月24日ニューヨーク、WOR スタジオ録音)
リーダーのルドルフ・コーリッシュ(1896-1978)は作曲家シェーンベルク(1874-1951)の指導を受け1921年に弦楽四重奏団を組織した。最初はウィーン弦楽四重奏団と名乗ったが後にコーリッシュ弦楽四重奏団(1922-1939)と改称した。1944年にコーリッシュはアメリカのウィスコンシン大学に招かれ、新たに組織されたプロアルト弦楽四重奏団のリーダーとなり1967年まで務めた。この録音はコーリッシュにとって2回目の録音にあたる。第1回のARCO録音とメンバーが入れ代わっている。DIALレーベルはLP時代に登場した現代音楽を積極的に取り上げたユニークなレーベル。1950年6月号の英GRAMOPHONE誌の"アメリカ便り" でアメリカの音楽評論家ハロルド・ショーンバーグがこのレーベルを紹介していた。