78CDR-3330
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調作品108
イゾルデ・メンゲス(ヴァイオリン)
ハロルド・サミュエル(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE C1923/5
(1929年12月2-3日&1930年3月28日ロンドン録音)
イゾルデ・メンゲス(1893-1976)はイギリスの女流ヴァイオリニスト。1910年17歳の時ペテルブルグ音楽院でレオポルド・アウアー(1845-1930)に師事し、1913年20歳でロンドンでデビューした。ハロルド・サミュエル(1879-1937)はロンドン生まれのイギリスのピアニスト。バッハ演奏の権威で、バッハの全クラヴィア作品を暗譜した。1898年当時ロンドンの聴衆には未知の作品だったバッハのゴルトベルク変奏曲 BWV.988を弾いてデビューした。バッハの演奏の傍らサミュエルは伴奏ピアニストとして人気があった。特に女流ヴァイオリン奏者イゾルデ・メンゲスとのデュオは有名だった。メンゲスは本シリーズでJ.S.バッハ:シャコンヌ(78CDR-3178)、シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第3番(78CDR-3206)が出ている。またサミュエルはJ.S.バッハ:パルティータ第2番ハ短調 BWV.826(78CDR-3276)が出ている。