33CDR-3327
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調作品1-13
ヴァイオリン・ソナタ第5番イ長調作品1-14
ヴァイオリン・ソナタ第6番ホ長調作品1-15
ヴァイオリン・ソナタ第3番ヘ長調作品1-12
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
ラルフ・カークパトリック(ハープシコード)
フランク・ミラー(チェロ)
米 COLUMBIA ML2150/51(MONO)
(1950年1月4日ニューヨーク、30丁目コロンビア・スタジオ録音)
ヴァイオリンのアレクサンダー・シュナイダー(1908-1993)はリトアニアのヴィルナ生まれ。1932年から1944年、1955年から1967年にブダペスト四重奏団に在籍し、それ以外の期間はシュナイダー弦楽四重奏団やソリストとして活躍した。ハープシコードのラルフ・カークパトリック(1911-1984)はアメリカの音楽学者、ハープシコード奏者。ハーヴァード大学卒業後ヨーロッパ各地に留学し、1933年から34年にザルツブルクのモーツァルテウムで教鞭をとったこともある。1940年エール大学教授に就任、シュナイダーとのデュオではJ.S.バッハ、ヘンデル、モーツァルトのソナタの録音を残している。チェロのフランク・ミラー(1912-1986)はカーティス音楽学校で学び、18歳でレオポルド・ストコフスキー時代のフィラデルフィア管弦楽団に入団した。1940年から1954年まではアルトゥーロ・トスカニーニのNBC交響楽団の首席を務め、1957年にはプエルト・リコのカザルス・フェスティヴァル管弦楽団、1959年から1985年にはシカゴ交響楽団の首席を務めた。シュナイダーはJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(33CDR-3307)と無伴奏ヴァイオリン・パルティータ(33CDR-3308)、カークパトリックはJ.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(33CDR-3322)が稀少な初期LPからの復刻で出ている。