78CDR-3325
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品19
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
サー・トーマス・ビーチャム指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
米 COLUMBIA 69899/901-D
(1935年8月23日ロンドン、アビー・ロードEMI 第1スタジオ録音)
レコード録音史上に輝く名演奏の一つ。ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はブダペスト生まれ。ブダペスト音楽アカデミーでイェノ・フバイ(1858-1937)に師事し、13歳でデビューした。1907年から1913年に英国に住み、ピアニストのマイラ・ヘス(1890-1965)やフェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)らとのソナタ演奏から大きな音楽的影響を受け、その後ヨーロッパ大陸に戻り、1917年から1924年スイスのジュネーヴ音楽院で教えた。第2次世界大戦前の1932年と翌1933年に来日した。サー・トーマス・ビーチャム(1879-1961)は英国で最も尊敬された指揮者で1932年ロンドン・フルハーモニー管弦楽団を作った。シゲティとビーチャムの顔合わせは、このプロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番の他に、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番(78CDR-3111)とメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(78CDR-3124)がこのシリーズで出ている。