33CDR-3322
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
ラルフ・カークパトリック(ハープシコード)
米 HAYDN SOCIETY RECORDS HS-9035(MONO)
(1952年録音)
ラルフ・カークパトリック(1911-1984)はアメリカの音楽学者、ハープシコード奏者。ハーヴァード大学を卒業後ヨーロッパ各地に留学。パリでナダィア・ブーランジェとワンダ・ランドフスカに、ロンドンでアーノルド・ドルメッチに、ベルリンでハインツ・ティーセンにライプツィヒでギュンター・ラミンに師事した。1933年から34年にザルツブルクのモーツァルテウムで教鞭をとった。1940年にエール大学教授に就任、ドメニコ・スカルラッティの評伝とソナタ作品にK.番号をつけてを整理した。また演奏家としてバッハの作品に取り組み、このゴルトベルク変奏曲は2回録音した第1回目のもの。第2回目は独アルヒーフ(1959年)だった。このシリーズでゴルトベルク変奏曲はランドフスカによる1933年録音(78CDR-3073)と1945年録音(78CDR-3288)が出ている。