78CDR-3321
プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調作品25「古典交響曲」
シャルル・ミュンシュ指揮
パリ音楽院管弦楽団
英 DECCA AK1756/7 (ffrr録音)
(1947年10月4日ロンドン、キングスウェイ・ホール録音)
英国デッカのffrr録音。シャルル・ミュンシュ(1891-1968)はストラスブールの生まれ。生地の音楽院でオルガンを学んだ後、パリ音楽院でリュシアン・カペー(1873-1928)にヴァイオリンを学び、その後ベルリンでカール・フレッシュ(1873-1928)に師事した。1926年ライプツィヒ音楽院の教授に就任、1925年から32年にはゲヴァントハウス管弦楽団のソロ第一ヴァイオリン奏者もつとめ、ブルーノ・ワルター(1876-1962)やヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)のもとで演奏し、指揮法も身につけた。パリに戻り1935年から38年にはパリ・フィルハーモニーの指揮者、1938年にはエコール・ノルマルのヴァイオリン科教授に任命された。1938年から45年にパリ音楽院管弦楽団指揮者をつとめた。1939年には同音楽院の指揮科教授に任命された。1949年にボストン交響楽団の正指揮者となり1962年までつとめた。ミュンシュ&パリ音楽院はラヴェル:ボレロ(78CDR-1164)チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(78CDR-3239)が出ている。