33CDR-3318
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
エンリコ・マイナルディ(チェロ)
英 DECCA LX3069 (ffrr録音)
(1950年1月20日ロンドン、デッカ・スタジオ録音)
チェロのエンリコ・マイナルディ(1897-1976)はイタリア生まれ、ミラノ音楽院でチェロを、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を学んだ。チェロはベルリン高等音楽院のフーゴー・ベッカーに師事し、1933年からベッカーの後を継いでチェロ科の教授になった。この頃ヴァイオリンのクーレンカンプ、ピアノのエトヴィン・フィッシャーとトリオを結成し名声をあげた。この組曲第3番は1950年1月20日に英デッカの10インチLPに録音された。デッカのSPには組曲第1番(AX-434/6)(1948年9月28日録音)と組曲第2番(AK-2155/7)(1949年9月30日録音)が残されているが、いずれも復刻盤は出ていない。これは稀少な初期LPからの復刻。