78CDR-3309
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299
マルセル・モイーズ(フルート)
リリー・ラスキーヌ(ハープ)
ピエロ・コッポラ指揮
管弦楽団
仏 DISQUE GRAMOPHONE L876/8
(1931年1月26日& 2月26日パリ録音)
フルートのマルセル・モイーズ(1889-1984)はパリ音楽院でポール・タファネル(1844-1908)、フィリップ・ゴーベール(1879-1941)に師事し1905年に一等賞を得た。1908年にソロ・デビュー、オペラ・コミック、ストララム管弦楽団に席を置き、1932年から1949年まで母校の教授をつとめた。ハープのリリー・ラスキーヌ(1893-1988)は12歳の時パリ音楽院で一等賞を得た。コンセール・ラムルーのハーピスト、ソリストとして活躍し、1948年から1958年まで母校の教授をつとめた。ピエロ・コッポラ(1888-1977)はミラノ生まれ、フランスで活躍した。SPレコードの録音も多い。モイーズとラスキーヌはドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ(78CDR-3064)、ラヴェル:序奏とアレグロ(78CDR-3284)が出ている。