33CDR-3308
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
米 MERCURY MG-10019/20
(1949年ニューヨーク、リーヴス・スタジオ録音)
1950年はJ.S.バッハ(1685-1750)の没後200年にあたり、その記念にLP登場で初の無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全6曲がシュナイダーの手で完成した。録音は1949年に行われ、録音ディレクターがミッチェル・ミラー(1911-2010)、録音エンジニアはロバート・ファイン(1922-1982)。ミッチェル・ミラーは優れたオーボエ奏者、イングリッシュホルン奏者でもあり、後年アメリカ・コロンビアのA&R部長をつとめ、数々の名アーティストを生み出した人物。また自らアーティストとしてミッチ・ミラー合唱団を組織し、初期のTV番組「ミッチと歌おう」に出演した「ヒゲのおじさん」である。ロバート・ファインはマーキュリー・オリンピアンシリーズでLP初期のハイファイ録音時代を築いた人物。