33CDR-3307
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
米 MERCURY MG-10017/8
(1949年ニューヨーク、リーヴス・スタジオ録音)
アレクサンダー・シュナイダー(1908-1993)はリトアニアのヴィルナ生まれ。ブダペスト弦楽四重奏団の第2ヴァイオリン奏者として活躍、ナチスの迫害を逃れ四重奏団の他のメンバーと共にアメリカの移住した。シュナイダーは1932年から1944年、1955年から1967年に四重奏団に在籍、ぞれ以外の期間はシュナイダー弦楽四重奏団やソリストとして活動した。シュナイダーはプラドで隠遁していたパブロ・カザルスの元をしばしば訪れバッハの演奏法の指導を受け、それが縁で1950年のプラド音楽祭が実現した。この録音はシュナイダーはカザルスのバッハ理念をヴァイオリンで表現しているアルバムである。