78CDR-3303
カントルーブ: オーヴェルニュの歌
(フロントの見出しはオーヴェルニュの歌/マドレーヌ・グレイ)
(1)バイレロ-高地オーヴェルニュの羊飼いの歌
(2)三つのブレー
1.泉の水
2.どこへ羊を放そうか
3.あちらのリムザンに
(3)二つのブレー
1.私には恋人がいない
2.うずら
(4)牧場を通っておいで
(5)子守歌 - 女房持ちはかわいそう
(6)紡ぎ歌 - アントゥエノ
マドレーヌ・グレイ(メゾソプラノ)
エリー・コーエン指揮管弦楽団
日 COLUMBIA J8124/6
(1930年2月3日(1-2), 2月5日(3-6), パリ録音)
マドレーヌ・グレイ(1896-1976)はフランスのメゾソプラノ。パリ音楽院でコルトーにピアノをエタッシュに声楽を学んだ。コンセール・ラムルーの演奏会でデビューしたとき彼女の声楽家としての才能がフォーレとラヴェルの目にとまった。フォーレの歌曲集「まぼろし」(1919)の初演者、ラヴェルの歌曲集「二つのヘブライの歌」(1920)と「マダガスカルの土人の歌」(1926)の初演者に選ばれた。この「オーヴェルニュの歌」は作曲者のジョゼフ・カントルーブ(1879-1957)が採集した民謡に器楽伴奏をつけたもので、1926年彼女によって創唱された。この初演盤は日本コロムビアからSPレコード時代に発売され人気のアルバムであった。