78CDR-3301
天使の糧/ベニャミーノ・ジーリ
(1)清きアイーダ(Verdi) Eng.HMV DB3225A(Rec. 28 May 1937)
(2)愛らしい乙女よ-「ボエーム」より(Puccini) Eng.HMV DB3225B(Rec. 28 May 1937)
(3)カタリ(つれないお前)(Cardillo) Eng.HMV DB6436A(Rec. 13 December 1946)
(4)君に告げてよ(Falvo) Eng.HMV DB6436B(Rec. 13 December 1946)
(5)天使の糧(Franck) Eng.HMV DB2914A(Rec. 2 June 1936)
(6)フェデリコのロマンス(Cilea) Eng.HMV DB2914B(Rec. 2 June 1936)
(7)忘れな草(de Curtis) Ger.Electrola DA1447A(25 October 1935)
8千人の天使の合唱(シューベルトの子守歌)(Schubert=Melichar) Ger.Electrola DA1447B(25 October 1935)
ベニャミーノ・ジーリ(テノール)(1-8)
ワルター・ゲール指揮 管弦楽団(1-2)
マリア・カニグリア(ソプラノ)(2)
ライナルド・ツァンボーニ指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団(3-4)
ブルーノ・ザイトラー=ヴィンクラー指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団と合唱団(5-6)
アロイス・メリヒャル指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団(7-8)
ベニャミーノ・ジーリ(1890-1957)はイタリアの偉大なオペラ歌手。1914年パルマで開かれた国際コンクールで優勝し、すぐにオペラ・デビューした。パルレモのマッシモ劇場、ナポリのサン・カルロ劇場、ローマのコスタンツィ劇場、ミラノのラ・スカラ、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場に出演した。1921年にイタリアの大テノール歌手エンリーコ・カルーゾの死去後、ジーリは第2のカルーゾとしての国際的名声が急遽上昇した。1932年に出演料についての不満からメトロポリタンを離れヨーロッパに戻った。イタリアの独裁者ムッソリーニのお気に入りの歌い手だった。これは戦後になっての人気に影響をあたえた。ジーリはオペラ以外にナポリ民謡、宗教曲、さらに映画音楽などの幅広い録音を残した。ここにはそれらの名唱を集めた。SPレコードならではの実在感のある音が聴ける。