
78CDR-3261
J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV. 1067
マルセル・モイーズ(フルート)
アドルフ・ブッシュ指揮
ブッシュ室内管弦楽団
仏 LVSM DB 3015/7(英 HIS MASTRER'S VOICE DB 3015/7と同一録音)
(1935年11月1日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ録音)
マルセル・モイーズ(1889-1984)は20世紀最高のフランスのフルート奏者。パリ音楽院でポール・タファネル(1844-1941)に師事し、1906年に一等賞を得た。1932年から1949年までパリ音楽院の教授をつとめる一方、パドルー管弦楽団、パリ音楽院管弦楽団、ストララム管弦楽団の首席フルート奏者をつとめた。1960年代にはスイス、イギリス、アメリカ、日本で後進の指導にあたった。アドルフ・ブッシュ(1891-1952)はドイツの名ヴァイオリニスト。1939年にアメリカに定住した。この録音はヨーロッパ時代のもので、同時期にバッハのブランデンブルグ協奏曲全6曲も録音していた。モイーズはこのシリーズでドビュッシーのフルート、ヴィオラとハープのためのソナタ(78CDR-3064)、ベートーヴェンのセレナーデ作品25(78CDR-3231)、バッハのブランデンブルグ協奏曲第4番、ピエルネの室内ソナタ(78CDR-3249)が出ている。