78CDR-3257
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
ジョルジュ・ボスコフ(ピアノ)
ギュスターヴ・クロエ指揮パリ・フィルハーモニー管弦楽団
仏 ODEON 171.115/7
(1930年12月10日パリ録音)
ジョルジュ・ボスコフ(1882-1960)はルーマニア生まれのピアニスト。パリ音楽院でルイ・ディエメール(1843-1919)に師事した。このボスコフ盤はこの曲の世界初録音で、フランス・ピアニスムの伝統の繊細で軽い奏法が聴ける貴重なもの。カデンツァは縮小版ながらモーツァルトの作曲したものが弾かれていえる。ギュスターヴ・クロエ(1890-1970)はフランスの指揮者。フランス・オデオンに多くの録音を残している。