78CDR-3247
マルグリット・ロンSP録音集
ショパン:即興曲第2番嬰ヘ長調作品36
ドビュッシー:雨の庭(版画より)
ドビュッシー:レントよりおそく
フォーレ:夜想曲第4番変ホ長調作品36
フォーレ:舟歌第6番変ホ長調作品70
マルグリット・ロン(ピアノ)(ピアノ=プレイエル)
仏 COLUMBIA LFX 513(ショパン), LFX24(ドビュッシー),
LFX 567(フォーレ)
(1936年7月23日&1937年4月18日録音)(ショパン)
(1929年11月12日&11月6日録音)(ドビュッシー)
(1937年5月19日録音)(フォーレ)
マルグリット・ロン(1874-1966)はフランスのニームに生まれた。17歳でパリ音楽院の一等賞を得た後、マルモンテル(1816-1898)教授のもとでさらに研鑽をつみ、1893年にサル・プレイエルでデビューした。1906年32歳でパリ音楽院の教授に就任した。ロンの弟子にはサンソン・フランソワ(1924-1970)、イヴォンヌ・ルフェビュール(1898-1986)、リュセット・デカーヴ(1906-)、ジャン・ドワイヤン(1907-1982)、ジャック・フェヴリエ(1900-1979)、ニコール・アンリオ・シュワイツァー(1925-)らがいる。これはロンのSP時代のソロ録音の一部だが、偉大な演奏家の真の姿をとらえた録音である。ロンはこのシリーズでモーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 K.488(78CDR-3023)、ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調(78CDR-3075)、ショパン:ピアノ協奏曲第2番作品21(78CDR-3092)が出ている。