78CDR-3208
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調 K.376(374d)
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
DEUTSCHE GRAMMOPHON LV36035/6e
(1952年7月9日録音)(全体に小キズによるノイズ)
ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)はハンガリー生まれの女流ヴァイオリニスト。1934年10歳でブダペストのフランツ・リスト音楽院に入学、イェノ・フバイ
(1858-1937)に師事した。13歳でデビューしたが、大戦のため活動を中断。1947年ジュネーヴ国際音楽コンクーるに入賞しスイスに居をかまえた。1953年にロンドンにデビューした。この録音はロンドン・デビュー前にドイツ・グラモフォンに入れたもの。この社が開発した長時間収録の78回転SP、VG盤に収録されたもの。ピアノのジャン・アントニエッィはオランダ生まれ。マルツィとの共演の他にハンガリー弦楽四重奏団とシューベルトの「ます」を録音していた。