78CDR-3193
ファリャ:
交響的印象「スペインの庭の夜」
アンダルーサ
アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(ピアノ)
ピエロ・コッポラ指揮
交響楽団
英 HIS MASTER'S VOICE D1569/71
(1928年6月7日, 6月11日 録音)
(お詫び)2,3,5面の終結部にリードアウトのノイズが入ります
この名曲の世界初録音盤。アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(1897-1981)はアメリカ、ボストン生まれのフランスのピアニスト。9歳でパリ音楽院に入学が許されマルグリット・ロン(1874-1966)とE.-M・ラボルドに師事し、1909年11歳で一等賞を得た。これは最年少受賞記録で現在も破られていない。その後ベルリンでエルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960)に、ウィーンでテオドール・レシェティツキ(1830-1915)について、さらに技量を磨いた。祖国アメリカに戻りフィラデルフィアの音楽学校で教え、その後ブエノスアイレスの音楽学校の教授を務める傍ら、演奏旅行を重ねた。1954年にはパリ音楽院の教授に任命された。このシリーズではベートーヴェンの「熱情」(78CDR-1156)とブラームスの「パガニーニ変奏曲」(78CDR-3185)が発売されている。