78CDR-3191
J.S.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
ブランシュ・セルヴァ(ピアノ)
仏 コロムビア D.15234/5
(1929年5月4日録音)
ブランシュ・セルヴァ(1884-1942)はパリ音楽院でピアノを学び1895年に11歳で一等賞得た。13歳でコンサート・デビューした後スコラ・カントルム音楽院でヴァンサン・ダンディ(1851-1931)に作曲を学んだ。1902年から同校で教鞭をとるようになった。1904年にはJ.S.バッハのクラヴィーア曲全曲をピアノで演奏しパリ音楽界を驚かせた。セルヴァは1930年11月のコンサート中に卒中に襲われステージ活動をはなれた。録音はフランス・コロンビアに残している。カタロニア出身の女流ヴァイオリニスト、ジョアン・マッシアと録音したフランクのヴァイオリン・ソナタ(78CDR-1012)とベートーヴェンの「スプリング・ソナタ」(78CDR-1028)が本シリーズにある。