78CDR-3189
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調作品22
ジャンヌ=マリー・ダルレ(ピアノ)
ポール・パレー指揮
コンセール・コロンヌ管弦楽団
仏 PATHE PDT167/9
(1948年2月24日パリ、シャンゼリゼ劇場録音)
ジャンヌ=マリー・ダルレ(1905-99)フランスの女流ピアニスト。10歳でパリ音楽院に入りマルグリット・ロン(1874-1966)とイシドール・フィリップ(1863-1958)に師事した。1919年に一等賞を得て1920年にパリでデビューした。1923年にはポール・パレー(1886-1979)指揮のラムルー管弦楽団とオーケストラ初共演。1958年にパリ音楽院教授に指名された。指揮者のポール・パレーはパリ音楽院に学び1911年のローマ賞を得た。1944年からコロンヌ管弦楽団を指揮し1952年からアメリカのデトロイト交響楽団の指揮者を務めた。この録音は戦後の1948年にフランス・パテ社がデッカのffrr録音に対抗ワイドレンジ録音の一枚で原盤番号の末尾のER(Extended Range)がそれを意味する。ピアノのリアリティのある音に驚かされる優秀録音。