78CDR-3188
ベートーヴェン:
交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
ヴィクトル・デ・サバタ指揮
ローマ・アウグステオ交響楽団
(ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団)
蘭 HIS MASTER'S VOICE DB9154/8
(1947年1月23-25, 29日&2月3日ローマ、テアトロ・アルジェンティーナ録音)
イタリアの名指揮者ヴィクトル・デ・サバタ(1892-1967)は1930年アルトゥーロ・トスカニーニ(1867-1957)の後任としてミラノ・スカラ座の音楽監督に就任、1953年指揮活動に終止符を打つまでその地位にあった。サバタは若い時からオペラ以外にも指揮活動を行いSPレコードにも録音が多かった。彼のベートーヴェンはロンドン・フィルを指揮した1946年5月2-3日録音の「英雄」(英DECCA K1507/13)がある。この「田園」はイタリアのEMIに録音されたもので、稀少SP盤からの復刻。レーベルにはローマ・アウグステオ交響楽団との記載があるが、ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団と同一団体。心が洗われる美しい演奏である。