78CDR-3175
ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
モーリス・マレシャル(チェロ)
フィリップ・ゴーベール指揮
管弦楽団
日 COLUMBIA J8133/5(仏 Columbia LFX282/4と同一録音)
(1932年6月5-6日パリ、アルベール・スタジオ録音)
モーリス・マレシャル(1892-1964)はフランスの名チェリスト。パリ音楽院でチェロをジュール・レブに、室内楽をルフェーブルに、指揮法をポール・デュカに学び、1911年一等賞を得た。マレシャルは第1次世界大戦(1914-18)に従軍、戦後の1919年にコンセール・ラムーにソリストとデビューした。以来世界中を楽旅し、日本にも何度か来訪した。日本コロムビアに日本録音をしたこともある。フィリップ・ゴーベール(1879-1941)はフランスのフルート奏者で指揮者。1914年パリ音楽院のフルート科で一等賞を得た後、1905年第2回のローマ賞を得た。フルート独奏者としてフランスの一流オーケストラの首席を務め、1919年パリ音楽院管弦楽団の指揮者となり1938年でその任にあった。SP時代にレコード録音も多い。