78CDR-3166
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61
アンリ・メルケル(ヴァイオリン)
ピエロ・コッポラ指揮
パドルー管弦楽団
仏 DISQUE GRAMOPHONE L1000/2
(1935年4月12日&6月25日パリ録音
ヴァイオリンのアンリ・メルケル(1897-1969)は1914年にパリ音楽院ヴァイオリン科の一等賞を得た。パリ・オペラ座管弦楽団、コンセール・ラムルー管弦楽団のヴァイオリン奏者をつとめた後、1929年からパリ音楽院管弦楽団のコンサート・マスターになり、その後ソリストとして活躍した。指揮者のピエロ・コッポラ(1887-1977)はミラノ生まれ。フランスのDISQUE GRAMOPHONE社の協奏曲録音に多く登場した。この録音はメルケルの協奏曲デビューだったラロのスペイン交響曲に続くもの。メルケルはこのシリーズでベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(78CDR-3020)、ラロのスペイン交響曲(78CDR-3107)、ベートーヴェンの七重奏曲(78CDR-3263)が出ている。