78CDR-3161
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
エマヌエル・フォイアマン(チェロ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
米 COLUMBIA 69341/3-D (英 COLUMBIA LX717/9 と同一録音)
(1937年6月29日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
アルペジョーネは1823年にウィーンのシュタウファーが開発した6弦のフレットをもった弦楽器。この曲は今日ではチェロで弾かれる。チェロのエマヌエル・フォイアマン(1902-1942)はウクライナのコロミア生まれ。ライプツィヒ音楽院でユリウス・クレンゲル(1859-1933)に師事した。1929年にベルリン高等音楽院の教授になり斎藤秀雄(1902-1974)も教えた。ナチスを逃れ一時スイスに居を構えたが1938年アメリカに移住した。ピアノのジェラルド・ムーア(1899-1987)はイギリスのピアニスト。名伴奏者として名声が高かった。