78CDR-3154
*この盤は元録音の第4面において収録途中から回転数の変動がありますが、修正は行わずそのまま収録しています。ご了承をお願いいたします。
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104
エマヌエル・フォイアマン(チェロ)
ミヒャエル・タウベ指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
米 DECCA 25300/304(英PARLOPHON P.E.10856/8 と同一録音)
(1928年-1930 年ベルリン録音)
チェロのエマヌエル・フォイアマン(1902-1942)はウクライナのコロミア生まれ。ライプツィヒの音楽院で名教授ユリウス・クレンゲル(1859-1933)に師事した。1929年ベルリン高等音楽院の教授になり斎藤秀雄(1902-1974)も教えた。ナチスを逃れて一時スイスの居を構えたが、1938年アメリカに移住した。フィラデルフィアのカーティス音楽院で教える一方、ヴァイオリンのハイフェッツ、ピアノのルービンシュタインと "百万ドル・トリオ" を結成して活躍した。1942年に40歳の若さでニューヨークで死去した。指揮者のミヒャエル・タウベ(1890-1972)は、1924年にベルリン国立歌劇場に入りブルーノ・ワルター(1876-1962)のアシスタントを務め1935年にイスラエル・フィルの育成に尽力した。フォイアマンはこのシリーズでベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番(78CDR-3045)、シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ(78CDR-3161)が出ている。