78CDR-3139
ラロ:スペイン交響曲作品21
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
ウジェーヌ・ビゴー指揮
コンセール・ラムルー管弦楽団
仏 COLUMBIA LFX610/13
(1942年7月23日パリ、アルベール・スタジオ録音)
ローラ・ボベスコ(1921-2003)はルーマニアのブカレスト生まれ。パリ音楽院でジュール・ブーシュリ(1878-1962)に師事し、1934年13歳で一等賞を得た。同年ポール・パレー指揮コロンヌ管弦楽団でデビューした。さらに1937年ブリュッセルのイザイ国際コンクールで入賞し以後ソリストとして活躍、ブリュッセル音楽院の教授もつとめた。1970-80年代に日本を数回訪問し録音も多い。これはボベスコ21歳の時の初録音。第2次世界大戦下でドイツ軍に占領されたパリで録音された。ここでは通常カットされる第3楽章「間奏曲」が演奏されている。指揮者のウジェーヌ・ビゴー(1888-1965)はフランスの名指揮者。SPレコード時代に多くの録音を残していた。